新潟県立自然科学館 NIIGATA SCIENCE MUSEUM新潟県立自然科学館 NIIGATA SCIENCE MUSEUM

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2022/5/28 展示「NIIGATA TECHNO CUBE」第7期

「ニイガタテクノキューブ」は、新潟県内で製造されている優れた製品に焦点をあて、製造工程や製造技術などを紹介し、ものづくりについて見て、触れて、感じてもらうコーナーです。

7期目となる今年度のテーマは「食を彩る新潟」

日々、私たちの食卓に上がる新潟県内産の食材や、それらに彩りを添える食器に関する生産・製造技術に着目し、その魅力に迫ります。

「NIIGATA TECHNO CUBE」第7期 概要
■展示期間: 2022年5月~2023年3月
■展示場所: 生活の科学 3階 MAPで確認
■出展協力企業・団体: 庵地焼 旗野窯
イヨボヤ会館
峰村醸造(株式会社峰村商店)
JA新潟かがやき 五泉園芸組織連絡協議会
新潟県農業総合研究所 作物研究センター育種課
マルナオ株式会社

食を彩る新潟

新潟米

新潟県農業総合研究所 作物研究センター育種課
美味しい米を生み出した長年の取り組み
新潟県産食材の代表格、新潟米。そのトップブランドとして「コシヒカリ」が有名ですが、新潟に現在のような田園風景が生まれ、美味しい米が生産されるようになったのは1950年代のこと。その舞台裏には、長年の土壌整備や品種改良の努力があります。
新潟県農業総合研究所では、100年以上に渡り、新潟県の農業振興に関する研究を続けています。同研究所の作物研究センターでは、「コシヒカリBL」や「新之助」などの開発(米の品種改良)や、農家が米を生産するための種子(原種)の生産、栽培技術の開発に取り組んでいます。

越後みそ

峰村醸造(株式会社峰村商店)
上杉謙信公がもたらした越後のみそ作り
越後のみそ作りは、1564年に上杉謙信公が関東地方へ出兵した際にみそ作りの技法を持ち帰ったのが始まりと言われています。越後みそは赤色の冴えがあり、味・香りともに優れ、バランスの良いみそとして知られています。
峰村醸造は、1905年、「発酵のまち」として知られる沼垂地区(新潟市)で味噌の製造・卸業を生業として創業。現在、県内トップクラスのみその年間出荷量を誇ります。

イヨボヤ(鮭)

イヨボヤ会館
千年以上続く鮭の食文化と暮らし
新潟県最北の地・村上で昔から「イヨボヤ」と呼ばれ、人々の食文化と暮らしとともにあった鮭。三面川では、3艘の川船で鮭を追う「居操網漁(いぐりあみりょう)」という江戸時代から伝わる伝統漁法が今でも行われています。また、村上には鮭を余すことなく味わう文化が根付いており、頭から内臓、骨、えらに至るまでありとあらゆる部位の料理があります。中でも「塩引き鮭」は、肉厚な男鮭に塩のみをすり込み、村上の気温と湿度、寒風によって旨味を熟成させるこの地ならではの調理法です。

さといも

JA新潟かがやき 五泉園芸組織連絡協議会
五泉市の土壌が生み出したブランド食材
新潟県の郷土料理「のっぺ」になくてはならない食材。新潟県産のさといもは、独特なぬめりと煮くずれしないきめ細やかな白い肉質が特徴です。中でも、五泉市のさといもは新潟県内の生産量のうち約半分を占め、その白さときめ細やかさから絹織物の帛(きぬ)にたとえられ「帛乙女」という名でブランド化されています。阿賀野川や早出川によってもたらされた肥沃で水はけのよい砂と泥のバランスが、さといも栽培に適していると考えられています。

民芸陶器“庵地焼”

庵地焼 旗野窯
明治から続くすべて手作業の伝統の技
艶と深みのある漆黒の色、面取り技法によって八角に磨かれた外観を持つ陶器。庵地(阿賀野市保田)の土を使い、土づくりから陶器を作る工程をすべて手作業で行います。旗野窯では、明治時代から民芸(日常の生活用具)陶器を作り続け、現在は4代目として3姉妹が受け継ぎ、蹴りろくろの伝統の技を守っています。庵地焼の特徴のひとつでもある陶器の厚みは、熱伝導率が低く、熱いものを注いでも手に熱さが伝わりにくく、また冷めにくい効果を生み出しています。

食具

マルナオ株式会社
使いやすさを生み出す職人の技
私たち日本人が食事をする際に欠かせない箸や器。「ものづくりのまち」として知られる三条市にあるマルナオ株式会社では、精密な大工道具を作る中で培われた知識と加工技術を生かした箸や汁椀などの食具づくりが行われています。使うときに感じられる「手触り」や「つかみやすさ」、「口当たり」は、職人の技術によって生み出されます。