新潟県立自然科学館 NIIGATA SCIENCE MUSEUM新潟県立自然科学館 NIIGATA SCIENCE MUSEUM

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お知らせ

2025/12/13 「南極の岩石」を展示しています

南極の岩石を展示している特設コーナーの写真
第15次南極観測隊(1973~75年)に参加した新潟県小千谷市出身の佐藤和秀氏より、提供いただいた貴重な南極の岩石を展示しています。
”南極ってどんなところ?”、”南極地域観測隊とは?”展示解説パネルと合わせてぜひご覧ください。
佐藤和秀氏によって、日本の昭和基地がある南極の東オングル島で採取された岩石。
赤色の柘榴石(ガーネット)を多くふくむ変成岩「柘榴石片麻岩」と強風や砂などにより長い年月をかけてふしぎな形に変形した「蜂の巣岩」。
南極の岩石「柘榴石片麻岩」の画像
柘榴石片麻岩
南極の岩石「蜂の巣岩」の画像
蜂の巣岩
展示期間 12月13日(土)~2026年3月末(予定)
展示場所 自然の科学 2階「特設コーナー」

12月14日は「南極の日」!

1911年12月14日、ノルウェーの探検家が初めて南極大陸の「南極点」に到達しました。日本の南極観測隊は、1968年12月19日に第9次隊12名が南極点に行っています。

佐藤和秀氏プロフィール

新潟県小千谷市生まれ。理学博士。長岡工業高等専門学校 名誉教授。
1973~75年の第15次南極地域観測隊に参加し、雪氷部門を担当。
昭和基地から南極大陸の到達不能極を目指す観測旅行や、雪氷・気象観測などを行った。
この後、22次隊にも参加。

雪上車の写真
南極観測用雪上車 KD601
当館の屋外展示場では、南極の厳しい自然環境のもとでも快適に観測旅行が行われるよう開発された「雪上車」を展示しています。